JWOODについて
資源にやさしいJWOOD
JWOODで使用している木材は、苗木を植えてから30年間生育させたものを用材にするというもので、
1年生育の木材から30年生育の木材まで年代ごとに全て揃えて、輪我していくというシステムです。
従って伐採した後には、すぐに次の次の苗木が植えられ、
永久に緑が絶えることのない計画的な植林システムが完成ました。
JWOOD・LVLとは、どのような材料ですか?
JWOOD・LVL(Laminated Veneer Lumder)は、ニュージーランドのラジアータパインを積層した、
構造用単板積層というものです。
製造方法は、合板に似ていますが、合板はスライスした単板の繊維方向をクロスするような形で
積層接着するので、縦横の強度が均一になり、壁の強度を形成する構造用合板等など面材に適しています。
JWOOD・LVLは、ラジアータパインを単板の繊維方向に平行して積層接着されるので、
縦方向に対する強度が強くなり、構造用の軸材(柱・梁)に適しているのです。
普通の木材と、どの程度強度が違うのですか?
JWOOD・LVLは、一般的な製材に比べての約1.5倍の強度が確保されています。JAS(日本農林規格)により様々な耐久試験や、認定工場での製造や出荷時の検査なども義務つけられており、 万全な管理体制のもとで生産された木質材料です。
構造材に狂いが生じると、住宅性能を高めるための高断熱・高気密施工も無駄になってしまうため、 高性能住宅を高めるための高断熱・高気密施工も無駄になってしまうため、高性能住宅の構造材には、 是非ともJWOOD・LVLをお奨めしたいのです。

コンクリートや鉄骨や木を比較したらどちらが強いの?
木は、下図のようにコンクリートや鉄などと比較しても強度的には、圧倒的に優れています。図の木材は杉の例ですが、引っ張り強さは、同じ重さの鉄と比較して 4倍の強度、圧縮に対する強さは、同じ重さの99.5倍もの強さがあります。
さらに、鉄やコンクリートよりも圧倒的に軽いので、建物の重さが重いほど影響を受けるといわれている 地震の際にも、鉄やコンクリートと比較すると、余り大きな影響を受けなくてすみ、安全性も確かなのです。

在来工法の構造仕口の2倍以上の耐力を実現
![]() ■柱と梁の場合の接合図 |
在来軸組工法の基本的な接合は、「仕口と継手」です。 |
シロアリにも強い<J-WOOD・シリーズ>
2階の梁下部分より下の●土台●通し柱●間柱●筋交いなどには、JAS・K3相当の防腐防蟻処理された、「J-WOOD・EXシリーズ」を標準仕様にしています。
品質が安定
JWOODは原木の中心部や性質の悪い部分は取り除いたり、積層の中に分散させて使うので、品質が安定しています。
JWOODは、剥がれない
JWOODに使用している接着剤は、JAS規格に定められたタイプ1完全水性のフェノール樹脂接着剤を使用しています。
これは国内外の木造橋桁、飛行機のプロペラ部分、ボートやヨットの船体部分などに使用されており、木製ジェットコースター NASAの宇宙船部品の接着剤としての実績もあり、剥がれる心配は、まずありません。
有毒ガスを発生させない
フェノール樹脂接着剤は、C(炭素)、H(水素)、O(酸素)から構成されています。従って、燃焼しても炭素、二酸化炭素、水となり、塩素等の有毒ガスは発生せず、ダイオキシンの発生の心配もありません。
JWOODは、JAS認定品です。
JWOODは曲げ強度、煮沸はく離試験、減圧加圧試験、水平せん断試験、含水率、品質、積層数、接着剤の性能、無害性、反り、割れ、狂いなどJAS(日本農林規格)のすべての規定に高いレベルで合格した認定品です。
長野市A様邸:大変気に入ってます。
特徴
- 質の悪い部分は取り除き、強度の弱い節部分などを分散させているため、
強度にバラツキが少なく品質が安定。 - 完全乾燥材であるため、乾燥収縮などによる反りや狂いが生じにくい。
含水率8.8%平均(一般ムク材は20~25%) - 製造時に、曲強度試験、煮沸はく離試験など、日本農林規格(JAS)の
基準を満たしたJAS認定品。 - 一般ムク材に比べて1.5倍の強度を確保。
60年の耐用年数と私達の命を守る高耐久・高耐震性能
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